実家を売りたい。でも、家の中に荷物が残っている。全部片付けてからでないと売れないのか?

荷物が残った実家を売却するとき、全部片付ける必要があるのかを考える 空き家・相続

実家を売ろうと思った。

でも、

家の中には、親が使っていた家具や家電、衣類、食器などがたくさん残っている。

「これを全部片付けないと、売りに出せないのだろうか?」

そう考えると、

売却のことより先に、片付けの大変さが頭に浮かぶ人もいると思います。

何十年も暮らした家です。

荷物が多いのは、ある意味当然です。

だから私は、

最初から「全部片付けなければ」と考えなくてもいいと思っています。

まず確認したいのは、

「この家を、どのような状態で売るのか?」

です。

荷物が残っているから、売れないとは限らない

家の中に荷物が残っていると、

「まず全部捨てて、空っぽにしないと不動産会社にも相談できない。」

と思うかもしれません。

でも私は、

片付ける前に、一度相談してもいいと思っています。

なぜなら、

家をそのまま使いたい人に売るのか。

古い家を直して使う人に売るのか。

建物を解体することを前提に売るのか。

不動産会社に買い取ってもらうのか。

売り方によって、

どこまで片付ける必要があるのかも変わってくるからです。

例えば、

せっかくお金をかけて全部処分したのに、

買主との条件次第では、そこまで片付ける必要がなかった。

ということも考えられます。

反対に、

家の中をきれいにした方が、買う人に建物の状態を見てもらいやすい場合もあります。

だから、

「売るためには全部捨てる」ではなく、
「どう売るのかを考えてから、何を片付けるのかを決める」。

私は、この順番でいいと思っています。

では、何を先に片付ければいいのか?

全部片付ける必要がないとしても、

何もしなくていい、ということではありません。

私なら、まず、

「捨ててしまったら取り戻せないもの」から確認します。

例えば、

権利証や契約書などの重要書類。

通帳や印鑑。

写真やアルバム。

貴金属や思い出の品。

家族の誰かが残しておきたいもの。

こうしたものは、

処分業者にお願いする前に、家族で一度確認しておいた方がいいと思います。

特に実家の場合、

自分には不要なものでも、

兄弟や家族にとっては大切なものかもしれません。

だから、

最初にやるのは「捨てること」ではなく、「残すものを決めること」。

そのあとで、

家具や家電などの大きなものをどうするのか。

買主に残したまま引き渡せるのか。

処分するなら、誰が、いつ、いくらで処分するのか。

を考えていけばいいと思います。

自分たちで片付けるか、業者に頼むか

実家一軒分となると、

自分たちだけで全部片付けるのは、かなり大変です。

だから、

片付け業者などにお願いするのも一つの方法だと思います。

ただ私は、

いきなり「全部処分してください」と頼む前に、一度立ち止まった方がいいと思っています。

どこまで自分たちでできるのか。

どこから業者にお願いするのか。

売れるものはないのか。

そして、

そもそも売却するために、どこまで片付ける必要があるのか。

ここを先に確認する。

例えば、

思い出の品や重要書類だけ自分たちで確認して、

大きな家具や大量の日用品は業者にお願いする。

そんな分け方でもいいと思います。

大切なのは、

「全部自分でやる」か「全部業者に任せる」かの二択にしないこと。

時間、手間、費用を比べながら、

自分たちに合ったところで線を引けばいいと思います。

片付けにお金をかければ、その分高く売れるのか?

ここも、一度考えておきたいところです。

例えば、

家財の処分に30万円かかったとします。

だからといって、

家が30万円高く売れるとは限りません。

もちろん、

家の中が整理されていれば、買う人も建物の状態を確認しやすくなります。

印象が良くなることもあると思います。

でも、

片付けにかけた費用と、売却価格がそのまま比例するわけではありません。

だから私は、

「きれいにしてから売る」ではなく、
「売るために、どこまできれいにする必要があるのか」を考える。

その方がいいと思っています。

不動産会社にも、

「全部片付けた場合」

「大きな家具だけ処分した場合」

「今の状態のままの場合」

それぞれ、売り方がどう変わるのかを聞いてみる。

そのうえで、

かける費用と、得られそうな効果を比べて決める。

それでいいのではないでしょうか。

私なら、片付ける前に一度見てもらう

では、

実家を売りたいけれど、家の中に荷物がたくさん残っている。

そんな場合、私ならどうするか。

まず、全部片付ける前に、不動産会社に今の状態を見てもらいます。

そして、

このまま売ることはできるのか。

どこまで片付けた方がいいのか。

片付けることで売りやすくなるのか。

そのまま残せるものはあるのか。

を聞いてみます。

その話を聞いてから、

自分たちで片付ける。

一部だけ業者にお願いする。

全部業者にお願いする。

という方法を考えればいいと思います。

大切なのは、

「売るなら、まず片付けなければ」と決めつけないこと。

片付けること自体が目的ではありません。

目的は、

自分たちにとって納得できる形で、実家をどうするか決めること。

そのために必要な片付けをする。

私は、その順番でいいと思っています。

実家を売りたいけれど、

「荷物が多すぎて、何から手をつければいいのか分からない。」

「全部片付けてから相談した方がいいのか分からない。」

という方へ。

売る前に、こんなことも考えてみませんか?

家の中を片付けたあと、

「古い家だから、リフォームしてから売った方がいいのか?」

と迷うこともあります。

実家を売る前にリフォームした方がいい? お金をかける前に考えたいこと

片付ける前の段階でも大丈夫です。

まず、

今の家の状態と、

自分たちがどうしたいのかを整理してみませんか。

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